約2割が月1回以上佃煮購入
リスパック株式会社(大松栄太社長、岐阜県岐阜市)では、20~70代の合計600名を対象に昨年11月、Web上で「佃煮」に関するアンケートを実施した。
【アンケート概要】
◆調査方法:Webアンケートシステム
◆実施期間:2020年11月9日~11月12日
◆調査人数600名(男性51・7%:女性48・3%)
◆年代別: 20代、30代、40代、50代、60代、70代以上の各100名ずつ。
【質問項目】
①佃煮を購入する頻度
②佃煮を購入しない理由
③ここ1年以内の佃煮の購入頻度
④佃煮の購入頻度が増えた理由
⑤佃煮を購入する際に、重視すること
⑥好きな佃煮の具材
⑦1パックの理想の量目
⑧1パックあたりの理想の価格帯
⑨購入しやすいスーパーの売場
⑩購入した佃煮の保存方法と食卓へのあげ方
⑪佃煮の喫食シーン
⑫佃煮に対する不満
【回答トピックス】
①約2割が月1回以上佃煮を購入も、46・3%が「購入しない」。高年層ほど購入頻度は高くなり、若年層ほど「購入しない」割合が高まる。
⑤佃煮購入で重視するのは「味・ブランド」73・3%がトップ。20~30代は「ボリューム感」、40~50代は「価格」を重視する傾向が強い。
⑦佃煮の理想量目は50g以下で64・2%。若年層ほど30g以下の食べきりサイズを望む傾向が強い。
⑨佃煮を購入しやすい売場は「お惣菜売場」65・2%。特に60代以上は7割近くの人がお惣菜売場と回答。30代以下では「お弁当売場」も他年代より高い。
⑩69・9%が佃煮を容器のまま保存。40・4%が容器のまま食卓へ。若年層ほどその傾向が強いが、70代以上では「容器を移し替えて保存し、そのまま食卓にあげる」が33・8%と最多。
⑫60代以上では4割以上が「塩分量」を指摘。佃煮に対する不満は「塩分が多い」が33・2%と最も高い。その他、蓋の開けやすさやリキャップ性能など包材に関する不満も約2割あった。
【2021(令和3)年1月1日(第5044)号10面】